代表 吉田正志の土地活用・建築に対する想い
当センターのホームページを訪れてくれたあなたに感謝します。 私は代表の吉田正志です。
私たちの活動は、ライフクレア、土地活用相談センター、介護施設相談センター、そしてライフクレアの母体となる吉田正志建築設計室のホームページを見ていただければ、おおむねわかっていただけると思います。 でもそこには表れていない、私の建築にかける思いについてお伝えします。
◆原点

私は幼いころ、毎日積み木で遊ぶ子供でした。
オモチャの種類が少なかったせいもあると思いますが、あまりにも使いすぎて積み木の角が全部丸くなったのを覚えています。 「何かを創ることに生きがいを感じる」というDNAを持って生まれたのかも知れません。


私が生まれ育った昭和30年代〜40年代(1955〜1975)は、まさに日本の高度成長期でした。今振り返ると、戦後日本の最も勢いがあった時代だったと思います。昭和39年(1964)の東京オリンピックに向けて、新幹線や首都高速が開通し、東京の街が大きく変化しました。代々木オリンピックプールの斬新な形に子供心に衝撃を受けたのを覚えています。丹下健三の名前を知ったのはずっと後になってからでしたが。

私は福岡で生まれ、小学校入学前に東京青山に転居し東京で育ちました。 当時の青山は、ごく普通の住宅地でしたが、東京オリンピックの際に青山通りが拡幅され都電がなくなり電柱がなくなり、少しずつおしゃれな建物が建つ街に変化していきました。

そんな環境の中で育った私は、無意識のうちに建築家が関わったいろいろな建物を目にする機会があったのだと思います。あまり意識をしたことはありませんでしたが、こんなところにも私が建築の道を志した原点があるのかも知れません。

◆独立して

大学の建築学科大学院(修士課程)を卒業し、大手設計事務所勤務後30才で独立しました。
当時を振り返ると、明確な目標もビジョンもありませんでした。実をいうと「早く独立しすぎた」と、今では思っています。 もっと人生の先輩達から設計の技術や社会、人生のことを学んでからでも遅くなかったと少々後悔しているのも事実です。一人ですから、分からないことを聞ける上司や同僚はいません。インターネットもありません。自分で本を読んで勉強するしかありません。もちろん、独学する良さもありますが、経験豊富な上司から学ぶ内容は濃く、吸収することも多いでしょう。しかし自分で選んだ道です。時間の針は逆戻りできませんので、自分を信じてやるしかありませんでした。

独立しても確立された受注ルートなどは全くなく、友人や知人の紹介だけが頼りでした。

当然のことながら、経験の浅い若造設計者に仕事を依頼してくれるクライアントはなかなかいません。単発の下請け仕事が多かったですが自信と将来への希望で胸をふくらませていました (今から思うと根拠のない自信です。)

そんな時、ある木造住宅の設計を任されることになりました。「実績はなくても、若い人に思い切って任せてみよう」という、とても理解と勇気のあるクライアントで今でも深く感謝しています。設計料は高くはありませんが、抱えている仕事はその一件しかないので、仕事の時間の全てをその個人邸の設計にあて力を注ぎました。当時の図面を今見ると未熟な内容ですがそれでも竣工まで充実した時間を過ごせたこと、私の第一歩となったと思います。

◆フィールドの拡大

その後、少しづつ仕事量が増え建物用途も個人住宅から賃貸マンション、分譲マンション、オフィスビル、コーポラティブハウスなど様々なものに関わりました。特にコーポラティブハウスは、設計に加えてコーディネートも自社で行い、とてもいい経験になりました。

現在は、得意とするマンションの設計に加え、シルバー施設(老人ホーム、グループホームなど)も設計メニューに加わり、マンションとシルバー施設を二本柱としています。

建物規模や件数が増えるにつれて、スタッフも徐々に増え現在は優秀な設計スタッフに恵まれ、クライアントからの色々なリクエストにも応えられるようになりました。

◆建築家の使命
「会社は公器」という言葉があります。私は建築も公器だと考えています。 公共建築はもちろんのこと、たとえ個人の所有物であったとしても、建物として存在している限りは公の要素を持っていると思います。 街並みという観点から見ると、街の共有財産ともいえ、その建物を所有者以外が見たり使ったりすることも当然あり、そう考えると、私有物であっても建築は社会性を持つべきだと思っています。 「建築は環境の一部である」と私は考えます。 環境である以上、建築家は自分が関わった建物に対して責任をもつ必要があります。美しく快適であることは当然として、耐久性、耐震性、経済性、省エネルギー、エコなど、様々のクライアントおよび社会からの要求に対して応えていくことが建築家の使命ではないでしょうか。
◆クライアントに対して

まず、施主の要望に応えること(顧客満足)が基本ですが、それに加えてプロである我々は「相手の予測を上回ること」が大事だと思います。お客様はそれぞれ建物に対して希望を持たれています。しかし、それを言葉で具体的かつ的確に表現できる方は少ないのではないでしょうか。

私たちは、専門家としての知識と経験をもとに、お客様の漠然としたイメージをいかに具現化するかという力量が問われます。さらにいえば、対話や設計プロセスの中で、お客様ご自身も意識していない潜在的希望を引き出すことができれば、満足度100%を超えて期待以上の建物をお引渡しできるのではないかと考えています。 建築設計は芸術的要素をもった仕事だと思います。彫刻や絵画と少し似ています。決定的に違う点は、彫刻や絵画が制作者の感性や意思に基づいて創られるのに対して、建築には施主がいる、という点だと思います。もちろん、設計者の考えを加えていくことは重要ですが、まずは施主の希望・意図を理解するところから土地活用、建築設計が始まる姿勢が大事だと思っています。

◆建築家の資質

「設計は雑学である」と言われますが、とても多岐に渡る知識・経験を要求され、引き出しの数が多い人ほど、深いところまで考えた土地活用のための設計ができるのではないでしょうか。 建築家に求められる資質の第一は「真摯であること」だと思います。 真摯な気持ちで色々なことに興味を持ち、そして貪欲に吸収していく、という姿勢がないと幅広い知識・経験は蓄積されていかないからです。 技術力やデザイン力は当然として、人間的幅を広げていくことも求められる職業だと思います。 では、真摯であるためにはどうすればよいか。

成功の方程式「能力×情熱×時間=成果」といわれますが、この中で一番大事なのは情熱ではないかと考えます。別の言い方をすれば、能力の個人差よりも、情熱の個人差の方が大きいともいえ、極端にいえば、情熱は0から100までの幅があると思います。能力や時間が大きくても、情熱が0であれば、方程式の答えも0になります。

「情熱」、とても大事な資質であり、「真摯であること」にもつながると思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。同感された方、否定された方、いらっしゃると思います。でもいろんな意見があっていいのだと思います。今後もライフクレアはクライアントの皆様に100%以上のご提案するよう日々精進してまいります